脳にあわせた家事の術〜その4 こころの食器洗い乾燥機

 最近、近所の家電店で安売りキャンペーンをやっていたので、「どーしよーかなー」と思案したのですが、引越しを機に思い切ってワーキングマザーのあこがれ、食器洗い乾燥機を購入しました。
 先にも書きましたが、我が家の食器洗いはもっぱら夫が担当してくれていました。

しかしわが夫は背が高い(187cm)ので、シンクで食器を洗うのに、かなり背をかがめてあらわなければなりませんでした。そのため、背中が痛くなるので、床にひざ立ちになって洗っていたりもしていました。そんな夫がかわいそう、というのが表向きの理由であります。

 使ってみてよかったのは、食事のあとかたづけの時間が短縮できたのはもちろんのこと、他に思わぬわぬ効能がありました。

 それは、今まで3度の食事のたびに流しに山盛りになった食器を見てはげんなりしていたのですが、これらの食器を大きさ別に整然と食器洗い乾燥機に入れてみると、意外と少ないということがわかったことです。「たったこれだけ?これなら手で洗っても全然苦にならないじゃない」と思うこともしばしばです。

 同じように、頭の中だけで考えていると、やることがいっぱいあって「とてもやりきれない!!」という時でも、冷静に一つ一つノートや手帳に書き出してみると、「たったこれだけ?」ということがあるのかもしれませんね。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へにほんブログ村 経営ブログ マネジメントへにほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ


脳にあわせた家事の術〜その3 とにかくスイッチをいれる!

 部屋に掃除機をかけるときには、ちらかっているものを片付けてからかけるのが、効率がよく、電気代も節約できる正しい掃除の仕方ですよね。

それは十分わかっていますが、私の場合、その「片付ける」というのが、まずできない。「その1」で紹介したような方法でやろうと思えば、できなくもないけれど、それでもやり始めるまでに時間がかかります。それを待っていると、いつまでたっても部屋がきれいにならないのです。

そこで、強制的にスイッチをいれてしまうのです。

何の?

掃除機の、です。
 
部屋に紙くずが落ちていようが、おもちゃが散らばっていようが、脱ぎ捨てた服があろうが、そんなことはお構いなしに、とにかく掃除機のスイッチを入れてしまうのです。

そして、掃除機に吸い込み口の進行路にあるものを拾っていくのです。

時にはすこしはなれたところにあるたんすやゴミ箱まで拾ったものを片付けにいきますが、そのときも掃除機のスイッチは入れたままです。その時にうっかり掃除機のスイッチを切ってしまいうと、もう二度と掃除機のところには戻ってこないでしょう・・・・でんこちゃんにはおこられそうですが。

 このやり方は、「まるくかけても、ある程度きれいになる」という夫のありがたいアドバイスがもとになっています。

 以前の私は変に完璧主義なところがあって「掃除はすみからすみまでするもんだ」とか「完璧にきれいにならないんなら、しないほうがまし」とか思っていました。しかしそれをできる能力は伴っていないので、結局掃除できないままにいることが多かったのです。

 「まるくかけても、きれいになる」という考え方は掃除へのハードルを低くしてくれました。実際にやってみると、あちこち目移りして、結局片付けできない私には、掃除機の進行の邪魔になるものをはけていくということで、ターゲットがしぼれるというメリットがることに気がつきました。

 ハードルを高くして結局やらないか、ハードルを低くしてちょっとでもできるのがいいか、考え方はいろいろですが、私は後者のほうがいいと思っています。

脳に合わせた家事の術〜番外編〜

パソコンのファイルの整理をしていたら、2002年に自分が書いた
メモが見つかった。
ファイルのタイトルは「整理できなくて困ること」だ。

当時も机周りの整理に苦労していて、自分なりに何とかしようと苦戦して
いたあとがしのばれる。笑えるところもあるが。


当時と今とで少しちがうのは、「整理できなくても、自分でわかっている
からいいんだ」とか「整理整頓された部屋なんて、私らしくない!」
「ごちゃごちゃの部屋こそ、私らしい(フフッ)」
といった甘えた気持ちがあったため、私の片付け作業は、
「片付けしなくてもいいじゃーん」という悪魔(?)の自分と、
「だめ!片付けるのよ!」という天使の自分との戦いからはじめ
なくてはならなかった。

したがって、片付けを決心するまでに大変時間がかかることこのうえない。

そこで、「整理できないで困ること」を列挙して、
「片付けすることは善なのだ!」と常に前提をつくっておくことで、
「片付けするか、しないか」を葛藤する時間を省略するために
書いたようだ。

その次に片付けの手順書を書いている。
私の場合、きちんと言い切りの文章で書いていないとなかなか作業が
実行できない。
そのため、他の人から見ると、くどいと思われるかもしれないが、
一つ一つ「○○を□□する。」と書いている。
これが「○○を□□」で終わっていると、不思議と出来ないのだ。
ちゃんと「する。」まで書くのがポイントだ。

これがそのメモ↓ご笑覧あれ。
――――――

●整理できないことで困ること
・ 必要な書類がすぐにみつからない。
・ 必要な書類やモノをさがすのに莫大な時間をつかう。
・ ちらかっていてきたないので机に向かう気になれない。
・ 仕事に集中できない。


●整理のゴール
・ 必要な書類がすぐに出せる。
・ 必要な道具がすぐに出せる。
・ 集中して仕事に取り組め、生産があがるようになる。
・    机の上がひろくつかえるようになる。
    (机の上はThinkPad、スタンドのみ)
・ 入り口からベランダまでモノをまたがなくてもまっすぐ通れるよう
     になる。
●分類の基準
・ 本
・ 雑誌→バインダー
・  A中学校関係書類→封筒、ファイル
・ B高校心理学入門書類→封筒、ファイル、
・ C中学校関係書類→クリアフォルダ、封筒、クリアケース
・ 税金関係書類(源泉徴収票、保険証書など)→クリアファイル
・ 保証書・マニュアルなど重要書類→クリアファイル、封筒、クリア
     ケース
・ S研究会関係書類→封筒
・ M研究会関係書類→封筒
・ フロッピーディスク→青クリアケース
・ パソコン周辺機器→青クリアケース
・ CD、カセット→リビングのカラーボックス
・ その他  
 
●作業の手順
1. 本を記録して本棚に順番に入れる。
2. 雑誌は必要なものと、不要なものとに分ける。不要なものは捨て
     る。必要なものは切り抜いてクリップでとめて保存する。
     →バインダー
3. CD、カセットテープをリビング、押入れに入れる。
4. フロッピーディスク、パソコン周辺機器を青クリアケースに入れ
     る。
5. デスクパワーを押入れに入れる。
6. マンテンの棚を一段空ける。(←無理)
7. 書類を全部リビングに広げる。
     下記に分類する。
・    A中学校関係書類→封筒、ファイル
・ B高校心理学入門書類→封筒、ファイル、
・ C中学校関係書類→クリアフォルダ、封筒、クリアケース
・ 税金関係書類(源泉徴収票、保険証書など)→クリアファイル
・ 保証書・マニュアルなど重要書類→クリアファイル、封筒、クリア
     ケース
・ S研究会関係書類→封筒
・ M研究会関係書類→封筒

8. 書類を所定位置に配置する。
 紙ケースをつくって、マンテンの上に並べる。
 それぞれの分類ごとに整理、廃棄し、封筒やファイルに入れる。
 それが終わったら、紙ケースは片付ける。
  
9. その他のモノはダンボールに入れ、押入れに入れる。


●これから先(3月頃)にやること
・ 不要な本の処分
・ デスクパワーの処分
・ 不要な書類の処分(昔のノート類、レジメなど)
・ 基本方針としては本棚は増やさない
・ 整理後のメンテナンス


脳にあわせた家事の術〜その2 食器洗いは3の倍数で

 食事の後、シンクに山盛りになった、食器を見ると、「これを全部洗うの〜」とげんなりしてしまいませんか?
 ある新聞社の調査によると、食事の後かたづけは主婦の嫌いな家事ナンバーワンだそうです。

 本当は、「大きさ別、汚れ別に分類して、油汚れをあらかじめいらない布でふきとってから、順序良く、水も節約して」洗うのがよいのでしょうが、私にはとても、とても・・・・。

 食事は毎日、毎度のことなので、洗わないままでいると、使える食器がなくなってしまいますし、シンクが使えないので次の食事の用意もできません。いやだけど、どうしてもやらなくてはなりません。そこで、私が編み出した方法は3の倍数個ずつ洗っていく、というものです。

 つまり、最初のステップは3個、次に6個、次に9個、次に12個・・・というように洗っていくのです。普段の食事1回分だと、第3ステップまでいくと、シンクに残っている食器は、ほとんどなくなっています。

 いやだな〜、やりたくないな〜という気持ちをもちつつ、とりあえず、茶碗1個、お皿2枚で、合計3個、食器を洗うことにします。そこで、本当にやめてしまうこともありますが、でも、さっきよりは、食器の山が少しだけ、小さくなっているのがわかると、気が楽になり、「もうちょっと洗ってもいいかも」と思うこともあります。食器を洗う手も、少しエンジンがかかり、「うっかり」もう1つ、もう2つと洗ってしまうこともあります。(余談ですが、この「いやだな〜、つらいな〜」という気持ちは気持ちのままで、とりあえず行動にうつしてみるというやりかたは、「森田療法」というれっきとした心理療法の考え方でもあります。)

 このやり方のこつは最初からシンクの食器を全部洗わなければならない、と思わないことです。

 「3個ぐらいなら、洗ってもいいかな〜」と自分の脳に「うっかり」思わせてしませてしまい、「3個洗ったんだから、6個ぐらいあらえるかな」と「うっかり」洗ってしまうことです。すると、残りはわずか、「これくらいなら全部洗えるわ!」と思わせることです。

 こういう方法である程度はできるようになりましたが、やはり嫌なものは嫌で、夕食の食器洗いはもっぱら深夜に帰宅する夫が担ってくれています。

脳にあわせた家事の術〜その1 部屋の片付け

 何をかくそう、私は「片付けられない女」です。私自身も3児の母であり、妻であり、主婦でありますから、これはなかなか困る事態です。ほとほと嫌になって、雑誌の片付け方などを読んでみますが、「なるほど」と思ってそれで「やったつもり」になって満足したり、実行しても3日坊主だったり・・・となかなかうまくいきません。そうこうするうち、ふと「こういう家事術を書いている人と、私は脳がちがうんだよな。この人はこの方法でうまくいくんだろうけど、違う脳を持っている私がうまくいかなくてもそれは当たり前。」と思うようになりました。

 一人一人違う脳を持っているということを認めた上で、自分に合う方法をそれぞれの人が見つけていけばいいんですよね。
 「脳にあわせた家事の術」、略して脳家事!です。

 このカテゴリでは私が思考錯誤し、自分でためしてみて上手くいったものを、恥を承知でご紹介します。ですので、どなたにも有効なものでないことはご承知おきください。スーパー主婦の方は「へー、こんな人もいるんだー」と笑っていただければ幸いです。

 私の脳の特徴として、
 「1.あきっぽい」、
 「2.一つのことをやろうとしても、目に入ったものに注意が行き、他のこ
  とをやりはじめてしまい、途中で何をやっているのかわからなくなる」

 といったことがあります。これは部屋の片付けをする上で大変都合が悪い特徴です。そこで、私は部屋のかたづけを「どうしてもしなければならない」というときには、タイマーと紙とマジックを用意します。
まず、紙にマジックで大きく黒々と(ここがポイント!)やることと、やる時間を書きます。

1.紙(新聞・チラシ・雑誌・本など)   5分
2.布(脱いだ服・たたんでいない洗濯物・タオル・ハンカチなど)  5分
3.それ以外(おもちゃ・プラスティックのもの・ビニール袋の切れ端など)  5分

 こうすることで、片付けるターゲットと時間、優先順位を限定します。
 時間は5分としていますが、それが私の限界だからです。10分としてしまうと、途中で飽きてしまって、他のことをやりだしてしまうことに気がつきました。このようにやるだけで、カンペキにきれいにはなりませんが、やらないよりはマシになります。
プロフィール

Author:五百旗頭真子
元文化人のスクールカウンセラー。
カウンセリングのこと、
特別支援教育のこと、
自分の子育て(3人)のことなど。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
検索フォーム